2×2 requirementチャートの利用による"活用される情報システム"への貢献(ソフトウェア工学,<特集>システム開発論文)
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概要
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本研究の目標は,IEEEがシステムズエンジニアリングの標準手順の一つとしているConOps(CONcept of OPerationS)の主情報である(A)システム導入よって実現する状態と,(B)論理的な構造状に配置されたステークホルダ要求群を,効率的に特定するためのフレームワーク"2×2 requirementチャート"の開発である.その狙いは,システムズエンジニアリングにおける要求開発作業を,コストを増加させることなく充実させることであり,結果的に(I)開発作業中の予想外の工数発生を抑えることと,(II)運用コストを下げること,更に(III)必要だと特定した機能が無駄なく利用者に活用されるようになることが実現されると考えられる.本研究で考案された2×2 requirementチャートを利用することで,(I)と(II)に貢献することが既に報告されている.本論文では,提案した手法が効果的な機能要求開発に貢献できる仕組みと,実際に搭載した機能がどの程度利用者に活用されたかの検証結果を報告する.
- 2013-10-01
著者
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