日本語書き言葉均衡コーパスの頻度情報に基づく日本語論文・レポートライティング指導の試み(言語と学習・場の供創・意味の創発)
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概要
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本論は、論文・レポートのライティング指導の基礎データとするため、国立国語研究所の開発した日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)より語彙頻度情報をマイニングし、指導に活用した報告である。 書き方指導書などでは、使用すべき用語や言い回しの事例紹介がされるが、その用例・文例の根拠が明示されていることはまれである。我々は、BCCWJコアデータの白書データから動詞・名詞の頻度情報を得、それをライティング指導の教材の一つとすることで、特定の著者や学会に偏らない、より汎用性の高いレポート作成技能を受講者に身につけさせることができると考えている。
- 2012-12-01
著者
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