白色LED光源偏光顕微鏡を用いた垂直磁化膜の磁区観察とM-H曲線の測定(信号処理,一般)
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概要
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現在のコンピュータシステムにおいて大容量の情報の記憶を担っているのがハードディスクドライブ(HDD) である。ハードディスクドライブは磁性体を塗布した円盤を高速回転し、磁気ヘッドを移動することで情報を記録・読み出す記憶装置である。最近は磁性材料として主に垂直磁化膜が用いられている。ところで垂直磁化膜の磁区観察は偏光顕微鏡を用いれば可能であるが、従来の偏光顕微鏡であるハロゲンランプや高圧水銀灯は光強度のゆらぎやノイズ、さらにはランプ寿命の問題があるため安定した光源とは言えない。筆者らは近年その明るさが飛躍的に増大した白色LEDを光源として利用することを思いついた。また試料磁性膜の磁化状態に対応した顕微鏡視野内の明暗変化を光センサで検出することでM-H曲線の同時測定を試みた。
- 2012-12-06
著者
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