自動車運転者の市街地認知と運転行動 : 交通計画からみた研究課題(<特集>人間・環境学会設立10周年記念シンポジウム報告)
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概要
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自動車に乗っている時と歩いている時とでは、同じ道路を通行していても印象がかなり異なる。これは、通行の位置や速度が異なることや、行動に際しての視線や注意の内容が異なるためと想像される。自動車運転者の市街地認知構造が歩行者と明確に異なるのであれば、これまで主として歩行者を対象として行われてきた「都市のイメージ」の研究を、自動車運転者に拡張することが考えられよう。本稿では、そうした取り組みのひとつとして、交通計画の立場からの研究課題を探ったものであり、前半では課題の整理、後半では基礎的な研究の事例を紹介した。
- 人間・環境学会の論文
- 1993-09-30
著者
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