Implications of a Multidimensional Model of Assessment for the Treatment of Children Who Stutter(<Feature Article>Analyses and Conditions of Speech Disorders-Focusing on Stuttering and Articulation Disorders-)
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概要
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本稿では,本邦にも適用可能な,多因子・多面的モデルの1つであるCALMSモデルに基づく吃音児のアセスメントおよび臨床の概要を紹介する。CALMSモデルには計23の評価項目があり,その内容や各項目を評価する理由についても説明している。CALMSモデルに基づくアセスメントを実施すると,CALMSプロフィールが作成される。このプロフィールにより,吃音に対する知識・認識面(Cognitive),心理・感情面(Affective),言語面(Linguistic),口腔運動能力(Motor),社会性・社交性(Social)のうち,吃音児がどの側面により困難を抱えており,重点的に臨床を行う必要があるかを把握することができる。本稿では,CALMSの評価に基づく吃音児への指導・支援方法についても取り上げる。
- 2013-08-30