短期大学看護学科通信制課程(2年制)卒業生の看護に対する意識について
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概要
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研究目的:卒業後1年以上経過した看護師の看護に対する意識を明らかにする。 研究方法:対象は2007年度から2009年度の卒業生574名。2010年5月〜6月に質問紙調査を実施した。調査内 容は卒業生の背景と看護に対する意識について質問し、全ての項目に自由記述欄を設けた。データ分析方法 は、背景はエクセルを使用し単純集計とし、自由記述は質的研究分析の方法を用いて意味内容をグループ化し 分析した。 結果:卒業生の多くは200床未満の施設で就業しており、昇格や各種委員会での役割を担い指導的役割を果た していた。看護に対する意識について、卒業生は根拠に基づいた考えや看護実践の変化が最も多く、知識や思 考の深まりによって自信や誇りを持って看護実践に臨んでおり、管理者からもこのことが確認された。 結論:卒業生は看護に対する意識の変化があり、専門職としての意識を向上させ、職場に定着していた。
- 2012-03-31