3次元ジェスチャ操作によるテーブル型インタラクティブデジタルサイネージの開発
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概要
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大型ディスプレイを使ったデジタルサイネージの設置数が,商業施設や駅などの公共の場を中心に急速に増えている.この多くは広告や交通情報等の一方向の情報提供に留まっており,ユーザが必要な情報をインタラクティブに取得するためには,大型ディスプレイを直観的に操作できる UI が求められる.本研究では,距離画像センサを用いたジェスチャ認識により,画面に対する手の位置や近づきに応じてメニュー操作できる UI 技術を開発した.また,同技術の適用により,大画面に対して手の小さな動きで無理なく操作できるテーブル型のインタラクティブデジタルサイネージ端末を開発した.公共用途としての実用性を確認するために,ユーザビリティテスト手法のひとつである思考発話法を用いたユーザ評価を行い,端末を初めて使う方でも利用方法を説明することなく目的の操作を実行できることを確認した.
- 2014-01-16
著者
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中島 一州
(株)日立製作所 デザイン本部
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徳永 竜也
(株)日立製作所デザイン本部
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松原 孝志
(株)日立製作所コンシューマエレクトロニクス研究所
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スティアワン ボンダン
(株)日立製作所横浜研究所
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松本 和己
(株)日立製作所デザイン本部
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