VJ表現を使った環境演出の展開事例と考察
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概要
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本研究は VJ (ヴィジュアル・ジョッキー) と呼ばれる即興的映像表現を用いた環境演出への応用の可能性を考察し,実際に展開するための基礎的な位置づけのものである.ここでは筆者が制作したいくつかの研究事例を挙げ,それぞれに対するVJ表現の可能性の考察を行う.事例として,ダンスパフォーマンスとプロジェクションマッピング,Kinect,センサー,AR の組み合わせにインタラクティブな関係性を持たせた環境演出システム Cross Reality 2.0 を用いたライブパフォーマンス,そして横浜駅西口で行われたプロジェクションマッピングの事例を取り上げる.VJ 表現によるリアルタイム性,パフォーマーや観衆がプロジェクション映像に参加できるインタラクティブ性,そしてプロジェクションマッピングのような実際の空間に投影する映像表現を人を取り巻く環境への演出として捉えることで,これまでよりもさらに幅広い視野を持った VJ 表現の可能性を追求したい.
- 2014-01-16
著者
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浅田 真理
デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科
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高橋 光輝
デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテツ研究科准教授
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香田 夏雄
デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテツ研究科准教授