車載向けHTML5アプリのライフサイクル管理方法の提案
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概要
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車載端末における HTML5 アプリとネイティブアプリの混載環境において,HTML5 アプリの起動から終了までの適切なライフサイクル管理を実現する車載向けウェブブラウザの実装方法を検討した.課題として,車載端末は組込みシステムでありメモリ使用量を抑制する必要があること,および,ディスプレイの注視による運転への注意力の低下を避けるための車載端末独自の機能 (間接操作機能) に対応することの 2 点がある.これらを解決するために,ウェブブラウザが生成するウィンドウ数を 3 つに制限すること,および,間接操作機能に対応するためウェブブラウザ備えるべき機能を提案する.提案方式のメモリ使用量への効果を PC で評価した結果,ウィンドウをアプリの起動ごとに生成する場合と比較してメモリ使用量が小さくなることを確認した.
- 2014-01-16
著者
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