コンテンツ保護機構を備えたインターネット生放送システムの実現可能性の評価
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概要
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インターネット上でのユーザ間の情報共有はCGMと呼ばれるユーザ主体の情報発信基盤を通じて文字,写真,動画など様々な形で行われている.その中でもインターネット生放送は情報を映像とともにリアルタイムに伝える手段として注目を集めている.本論文ではユーザが創造したコンテンツを保護しつつ情報を発信できるインターネット生放送システムを提案しそのプロトタイプを構築した.そして,そのプロトタイプを用いて操作性,映像の品質,コンテンツ保護の効果の3つの項目を評価するために被験者実験を実施した.操作性では83.3%の被験者から高い評価を得られた.映像の品質は画質,音質,映像と音声の同期性の3つの指標でそれぞれ70%以上の被験者から高い評価を得られた.コンテンツ保護の効果では100%の被験者に映像の視認性について効果が見られた.また,94.4%の被験者から映像の横流しに対する抑止力があるという評価を得た.
- 2014-01-15
著者
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森村 吉貴
京都大学物質-細胞統合システム拠点
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侯 書会
北京科技大学数学力学系
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上田 浩
京都大学学術情報メディアセンター
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上原 哲太郎
立命館大学
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上原 哲太郎
立命館大学情報理工学部
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津田 侑
独立行政法人情報通信研究機構サイバー攻撃対策総合研究センター
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黄 亮錦
京都大学大学院情報学研究科
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