受講者観察システムにおけるSaccade有無の判別(e-Learning運用/一般)
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概要
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高等教育機関や企業においてe-Learningが普及し,多くの教育がPCとLMSまたはCMSによって実施されるようになってきた.我々はe-Learningでの学習において受講者の集中度を把握しフィードバックできれば,限られた時間で効率よい学習が可能となることから,眼球運動のうちSaccadeと呼ばれる高速跳躍運動の検出とその発生頻度から学習への集中度を検出する.しかし,通常の学習環境での照明条件やPC内蔵のカメラの性能などから,Saccadeの検出効率が低下することが確認されている.そこで,検出効率が低下している状況でもSaccadeの有無を検出できる手法を開発し,Saccadeの検出確率と誤検出数の測定とSaccade検出効率の測定を行った.その結果,Saccadeの検出確率は71.1%,誤検出数は総検出数の11%,Saccade検出効率は80から90%を中心とする正規分布またはそれに類する分布となることが分かった.さらに,統計的処理によりSaccade有無の判別を行えるようにした
- 2012-11-10
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