21GHz帯放送衛星用広帯域急峻出力フィルタの設計(放送現業技術・送受信技術および一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
超高精細映像や3次元音響などのより高い臨場感の提供が可能となる放送サービスの提供に向けて,21GHz帯(21.4-22.0GHz)を使用する放送衛星システムの研究開発を進めている.21GHz帯放送衛星システムでは,大容量信号の伝送に向け,衛星搭載用アレー給電反射鏡アンテナとの親和性も考慮し,21.4-22.0GHzの600MHzの帯域幅を2つに分割した300MHz級広帯域チャネルでのシングルキャリア伝送を想定している.300MHz級広帯域シングルキャリアを良好に通過させ,かつ,隣近接する周波数への不要波を急峻に抑圧する21GHz帯放送衛星搭載用出力フィルタを設計した.本報告ではこの設計結果を示す.
- 2013-07-18
著者
-
田中 祥次
NHK放送技術研究所
-
中澤 進
NHK放送技術研究所
-
亀井 雅
NHK放送技術研究所
-
長坂 正史
NHK放送技術研究所
-
伊藤 泰宏
NHKエンジニアリングサービス
-
亀井 雅
日本放送協会放送技術研究所
-
伊藤 泰宏
(財)NHKエンジニアリングサービス
-
松崎 敬文
NHK放送技術研究所
関連論文
- 高度衛星デジタル放送方式用LDPC符号(LDPC符号,一般)
- 高度衛星デジタル放送方式のARIB実証実験
- 高度衛星デジタル放送のARIB実証実験(移動衛星通信,無線通信一般)
- 衛星伝送路における低ロールオフ率伝送実験(衛星,移動通信におけるアンテナ・伝搬技術,一般)
- 衛星「きずな(WINDS)」を利用したスーパーハイビジョン伝送実験(符号化,変復調・信号処理技術及び一般)
- B-3-24 APSK変調の同一チャンネル間干渉についての一検討(B-3.衛星通信,一般セッション)
- B-3-25 高度衛星デジタル放送用32APSK変調へのブラインド適応等化器の適用に関する一検討(B-3.衛星通信,一般セッション)
- 衛星伝送路における信号点誤差推定に基づく非線形補償法(衛星応用技術,及び一般)
- 高度BSデジタル放送用LDPC符号の設計
- B-3-8 32APSK変調の次隣接チャンネル間干渉の影響についての検討(B-3.衛星通信,一般セッション)