カメラデータの映像重畳伝送による中継バーチャルシステム(番組制作技術・送出技術、および一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来のバーチャルシステムを中継現場で構築する際、機材の調達費、現場での準備時間、作業環境等、本社内での運用に比べ様々な課題がある。そこで今回これらの課題解決にあたって、テレビ朝日では中継先から本社に送られてくる映像に、バーチャルCG用の位置情報(=カメラデータ)等をHD-SDIのアンシラリー領域に重畳し、それらの情報を元に本社のバーチャル設備をリアルタイムで連動させる「VANCシステム(Vertical ANCillary inserter)」を開発及び生中継で実用化した。結果、先の課題はほぼ解決し大幅な制作費節減と、本番直前まで臨機応変に修正及び調整可能な中継バーチャル演出を実現した。
- 2013-05-29
著者
-
小野 真介
株式会社テレビ朝日 制作技術センター
-
小野 真介
株式会社テレビ朝日技術局コーポレートデザインセンター
-
加藤 喬
株式会社テレビ朝日技術局コーポレートデザインセンター
-
坂田 敏治
株式会社テレビ朝日技術局コーポレートデザインセンター
-
筒井 嘉範
株式会社テレビ朝日クリエイトCG制作局CGシステム部
関連論文
- 2009横浜国際女子マラソンにおける一般公道上でのウィングカムの運用
- 第1回 横浜国際女子マラソンの中継
- カメラデータの映像重畳伝送による中継バーチャルシステム(番組制作技術・送出技術、および一般)
- 第8回 2009横浜国際女子マラソンにおける一般公道上でのウィングカムの運用(番組制作ノート)
- The Use of the "WING CAM" on the Public Roadin 2009 YOKOHAMA International Women'sMarathon
- カメラデータの映像重畳伝送による中継バーチャルシステム「VANC」の開発と運用