3次元印刷された患者実体モデルによる手術技能研修支援-Realized Virtuality-
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概要
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急速に高度化する医療機器を使いこなすには,十分な技能研修が必須である.手術の技能研修方法として米国などでは新鮮凍結屍体を用いた cadaver training が実施されているが,わが国では昨 2012 年に日本外科学会/解剖学会がガイドラインを発表したばかりである.VR(Virtual Reality) トレーニングシステムも開発されているが,現実の複雑さには及ばず,かつ使用できる手術器具が限定されてしまう.筆者らは,医用画像から 3 次元印刷した手術可能な精密患者モデルと,それを利用した遠隔手技技能研修システムを開発し,その有効性を実験的に確認した.
- 2013-11-21
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