各地域の大学図書館におけるブランディングの新たな試みと事例 : 移りゆく「図書館」像と地域(コンテンツとコミュニケーション)
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概要
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メディアコンテンツや情報デバイスの急激な多様化の中で、図書館の位置付けや役割を自主的に変えようという試みが全国各地で始まっている。中でも大学図書館は、かつては「地の集積地」として蔵書数や知的財産面でもステイタスを保つことができたが、昨今は学生の図書館離れも著しく、利用しているといっても図書館本来の役割を活用する目的ではなくなってきている。こうした背景がある中で、地域と連携と図ったり、大学職員や司書自らが動き、大学図書館の利用率を高めると同時に、時代のニーズに合致した新しい図書館像の構築に取り組み始めている。今回の発表は、この施策について、地域の図書館および、大学図書館の取り組みを事例紹介というカタチで紹介し、そこまでの考え方を「ブランディング」という思考フレームにあてはめながら考えてみたい。
- 2013-06-07