生体認証における「なりすまし攻撃」の検知(セキュリティ,一般)
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概要
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生体認証システムは,利用シーンに合わせて利便性と安全性のどちらを重視するか決定している.しかし,今後普及が見込まれるクラウドサービスにおける生体認証では,悪意を持ったユーザが不正ログインを試みる「なりすまし攻撃」の機会が増加するため,利便性を維持したまま脅威に対応する「なりすまし攻撃」検知機能の必要性が高くなる.そこで本研究では,指紋認証におけるブルートフォース攻撃に着目して,指紋を同一性に従って分類し攻撃検知を実施する機能を開発した.正規ユーザの入力とブルートフォース攻撃の入力を再現した指紋画像を用いた評価実験の結果,今回の実験の環境ではブルートフォース攻撃を100%の精度で検知できる状態で,正規ユーザの連続した同一指紋の入力を約98%の精度で正しく正規ユーザと判定できた.
- 2012-07-12
著者
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