2002年〜2010年にかけての訪日客動向分析
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概要
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「2010年までに訪日外客1000万人」を目標に始まったビジット・ジャパン・キャンペーン(以下、VJCと省略する。)は、当初順調に訪日外客数を増加させたものの、2008年に発生したリーマン・ショックの影響を受け、2010年の訪日外客数は861万人にとどまった。しかし、訪日客の動向を市場別にみると、中国、タイ、シンガポールのように訪日客を2002年の倍以上増加させた市場がある一方、英国などは減少させており、市場によって成果に大きな違いがある。VJCの成果を評価する際には、このような市場別の視点が重要である。本論は、VJCの成果を踏まえた今後の施策の検討をするために、訪日客の動向を市場別、期間別に分析したものである。
- 2013-03-00