CHCプロジェクトの現状およびその行く末について(<特集>特許分類を考える)
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概要
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日米欧中韓の五大特許庁は,特許分類に関する取組として共通ハイブリッド分類(CHC)プロジェクトを実施してきた。本プロジェクトは,各庁の既存の内部分類(JPOのFI・Fターム,EPO・USPTOのCPC)を調和するものであり,国際特許分類(IPC)を迅速に詳細化することが期待され,日本国特許庁としてもその推進のために多くの労力を費やしてきたが,その進捗は芳しいとは言えない。そして,最近,五庁は,このCHCプロジェクトに代えて,新たな枠組みによってIPCの詳細化を図っていこうとしている。本稿では,CHCプロジェクトの現状およびその行く末について説明する。
- 2013-07-01