移動制約者が安心して利用できる自動昇降装置付き歩道橋の開発について : 自動昇降・水平移動装置付き歩道橋研究の基本構想
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概要
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「エレポーター」の特長はエレベーターかごが歩道橋の地上と橋上の上下駆動に加えて、連続的に水平移動する装置である。従って道路の向こう側に渡るとき、従来のように橋上で乗換が不要となり、かぎられたかご内スペースでの乗換・方向転換が不得手な車椅子利用者など「移動制約者」にとって画期的なシステムである(2000年6月特許取得)。また、考案した歩道橋システムが、利用者から見た利便性と施設管理者の維持管理の容易性を重視し、省エネルギー、落雪対策、故障検索システムなど考慮している。なお、今回は基本構想について報告するものである。
- 交通権学会の論文
- 2003-03-27