ヒバ正角材の人工乾燥に伴う収縮について(<特集>一般材の利用拡大に向けて)
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概要
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市販されているヒバ正角材を人工乾燥して製材木取り別の収縮率を求め,針葉樹の構造用製材の日本農林規格(新JAS)に適応した,乾燥材生産のための製材時の歩増し量について検討を行った。その結果,収縮率は心去りの板目面3.1%,心持ち材2.5%,心去りの柾目面2.0%となり,乾燥終了時含水率15%の105mm正角材にするためには,心持ち材は107.5mm,心去り材では107.9mmで製材すれば新JASの規格をクリアーすることが判明した。
- 東北森林科学会の論文
- 1998-10-25