Web上で動作する高速・ハイブリッドトラヒックシミュレータ
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概要
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通信システム内や顧客サービス窓口において発生する待ち行列システムや即時系システムの特性評価を行う場合にコンピュータシミュレーションが用いられる。シミュレーション評価により、待ち行列システムにおける平均待ち時間、最大待ち数、平均系内数、即時系システムにおける呼損率、平均系内数等を求めることができる。本稿ではこのような待ち行列システム(M/M/S)や即時式システム(M/M/S(0))の品質を評価するためのトラヒックシミュレータの構成法について述べるとともに、その高速化とハイブリッド化(即時・待時式共用化)のためのシミュレータ構成法について論じる。また、高速・ハイブリッドシミュレーション手法を応用した「処理数制限のある優先度付きプロセッサシェアリングシステム」のトラヒック評価結果を明らかにする。
- 2013-03-31
著者
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- 創刊にあたって
- Web上で動作する高速・ハイブリッドトラヒックシミュレータ