笑いアクションの心身のストレス軽減に関する研究(研究発表論文)
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概要
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近年、笑いがストレスを軽減したり、病態を改善するという実証研究が出されている。本研究は思考を伴う情動を捨象した笑いアクション自体の効果を20±0.45歳の大学生において検証した。暗算負荷によるストレスの軽減効果を笑いアクション群、軽度体操群、安静群の各20名で検討した。ストレス軽減効果は血圧、心拍数、唾液コルチゾール(生理指標)、POMS(心理指標)により判定した。ストレス軽減効果は分散分析で3群間に有意差があり、生理指標においても、心理指標においても笑いアクション群、軽体操群、安静群の順位であった。情動と独立に笑いアクションがストレスを軽減することを本研究は実証した。
- 2013-03-01