活動基準原価計算システムの構造
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概要
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伝統的原価計算では間接費配賦計算が不正確であったことが問題となっていた。この評価の問題は活動基準原価計算の第1次的,第2次的発展により,解消したように思える。しかしながら,実際に総ての活動原価と原価対象を測定する問題は今日的課題である。今日の原価計算実践はコンピュータシステムを抜きにしては考えられない。本稿はコンピュータ化を可能にする活動基準原価計算の計算構造と,この表裏にある情報システムの構造を開陳する。そして,システム統制との統合的構造を明らかにして,活動基準原価計算の利用目的を探求するものである。
- 日本原価計算研究学会の論文
- 2007-03-00