部門別計算における部門概念の変容
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概要
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部門別計算は,1915年頃から,80年代後半と同様の問題意識を背景として,正確な製品原価計算のために展開されてきた。部門概念は,機械率の発明による配賦率の複数化に伴って現れ,30年代前半の補助部門概念の発明に伴って「活動」を包摂する概念となった。しかし,30年代後半に責任会計への役立ちが期待されるようになると,経営部門との関係が曖昧になり,製品原価計算手法としては後退してしまった。
- 2010-03-00
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