電気通信事業の原価計算 : 2つのコスト概念とサンクコスト
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電気通信の接続料原価算定には幾つかの異なる原価概念が用いられている。本論ではメタル回線の接続料原価算定に長期増分費用方式を導入したことが接続料低廉化を実現したこと,他方NTT東西にはサンクコストを発生させたことを示す。なお,第一種電気通信設備管理部門でのサンクコストは早期に消滅したが,同利用部門を含む全社ベースではNTSコストの回収漏れがサンクコストとなっていることも明らかにした。
- 2010-03-00
著者
関連論文
- 円卓討論II : 新会社法で会社経営はこう変わる(会社経営の論理と倫理)
- 円卓討論I : 日本における会社法制の現代化(会社経営の論理と倫理)
- 独立行政法人会計序説 : 運営費交付金等の負債計上とその影響
- 事業者間相互接続料金算定と特定費用負担金廃止 : NTT東西接続料均一維持決議の含意
- 電気通信事業の原価計算 : 2つのコスト概念とサンクコスト