タイルドディスプレイを用いた多人数向け遠隔会議システムの提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
テレビ会議の進歩によりリアルタイムでかつ,双方向での打ち合わせ会議が可能となった。 一方,一般的なテレビ会議のディスプレイではカメラが1台でかつ画面の大きさも制限され,資料や人物などの情報の同時表示は煩雑となる。また多地点間の通信の場合,同時出力が困難となるなどの問題が挙げられる。 本研究では近年注目され始めたタイルドディスプレイ(TDW)技術を利用し,TDW同士の映像通信による遠隔会議ステムを提案する。 TDWに設置した複数のカメラから映像を取得し,画像を合成して遠隔会議先のTDWへ伝送し表示することにより,大規模表示空間を共有した臨場感のある遠隔会議を実現する。また,基本的な画面表示や画面共有,音声通信,更に同時セッションによる多人数多地点の多様な会議システムも実現する。
- 2013-03-06
著者
関連論文
- 超高速ネットワーク上における感性を考慮したデジタル伝統工芸システム
- 臨場感通信によるマルチモーダルコミュニケーションシステムの提案(セッション7:バーチャルリアリティ)
- 2ZF-4 タイルドディスプレイ環境を考慮した大画面環境向けインタラクションデバイスの開発(入出力インタフェース,学生セッション,インタフェース,情報処理学会創立50周年記念)
- 臨場感通信を目的としたJapan Gigabit Network 2上におけるバーチャル伝統工芸システム(セッション7: 臨場感通信)
- JGNIIを用いたバーチャル伝統工芸システムの提案(協調作業)
- 多様性を考慮したバーチャル伝統工芸システム(セッション4:マルチメディアシステム)
- DS-1-2 無線デバイスによるディスプレイ環境のスケーラビリティを考慮した入力デバイスシステムの検討(DS-1.COMP学生シンポジウム,シンポジウムセッション)
- タイルドディスプレイを用いた多人数向け遠隔会議システムの提案
- 超高解像度表示装置を応用した災害情報提示GISにおける情報整理手法の検討
- 超高解像度表示装置を応用した災害情報提示GISにおける情報整理手法の検討
- AI-3-1 災害対策本部における情報共有システムの研究開発について(AI-2.認識モデリングの数理,ソサイエティ企画)
- ディスプレイ環境のスケーラビリティを考慮した大画面向け入力デバイスシステムの構築