南岸低気圧による木曽山脈南部周辺の降雪特性
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概要
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南岸低気圧による降雪量は,木曽山脈南部では岐阜県側より長野県側の方が多い.その原因を現地観測を基に調査した.その結果,以下のことがわかった.(1)長野県側の方が周囲の山地が高いため,低気圧接近前の相当温位が低い空気塊が滞留しやすい.(2)低気圧の経路が本州に近い場合には,南風の影響で南西側が開いた地形となっている岐阜県側が昇温しやすい.(3)降水量自体が岐阜県側で少ない.
- 社団法人日本気象学会の論文
- 2013-01-31
著者
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須田 勝治
小気候団体研究会
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古山 享嗣
小気候団体研究会
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安藤 敏幸
大井第二小学校
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古山 享嗣
一般財団法人日本気象協会
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岡田 哲也
垂井町立合原小学校
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須田 勝治
岐南町立北小学校
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田口 静
中津川市立加子母中学校