μ設計に基づいたデルタシグマ変調器設計手法
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概要
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A-D変換器の一つとしてデルタシグマ変調器がある。ループフィルタを高次化することで高い信号対雑音比が得られるが,高次化に伴い入力振幅が大きくなると不安定になる問題がある。本論文ではμ設計法を用いてループフィルタを設計する手法を示す。これにより,入力振幅が大きくなっても従来法より安定なデルタシグマ変調器が設計できる。また,計算機シミュレーションにより提案手法は既往の手法と同等なノイズシェイピング特性を持ち,更に入力振幅が大きくなってもより高い安定性を持つことを示す。
- 2013-02-01