コロケーション強度を用いた中古語の語認定
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概要
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中古和文において,どこからどこまでを一語と認めるかという語認定には,従来明確な尺度がなく,既存の辞書の見出し語をあたっても,立項基準は感覚的・主観的なものであると言わざるを得ない。語と語の結びつきの強さ(コロケーション強度)を具体的な数値で示すダイス係数を取り上げ,「名詞+あり/なし/よし/あし」の組み合わせを例に,語認定の一つの客観的基準として,ダイス係数が有効であることを論じた。
- 2011-11-00
著者
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