二肢選択CVにおける線形射影モデルの漸近有効推定 (経済学部特集号:土井乙平教授追悼号)
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概要
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浅野・渡邉[1]は、ニ肢選択CV(contingent valuation)における平均WTP(willingness to pay)の計測において、WTPの確率分布を特定化せずに、平均WTPを一致推定可能な線形射影モデルを開発した。本稿ではこの線形射影モデルを拡張し、漸近的に有効な推定法を提示する。その方法は、提示額だけではなく、中心化した個人属性変数を加えて射影の張られる空間を推定することができ、かつ個人属性と支払選択に偏相関がある場合には、漸近的に有効な推定量が得られることが示される。
- 大阪経済大学の論文
- 2008-01-09
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