大阪産業大学スポーツ健康学科に所属する学生の水泳能力の実態 : 温水プールの必要性
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概要
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2008年から2011年にスポーツ健康学科に所属し,4年間に実施された水泳受講生の泳力と他のスポーツ系学部に所属する学生の泳力が比較された。水泳の授業(卒業必修)は,7日間の集中授業形式実施された。1回の講義と3時間の実技を7回で授業が,構成された。クロールと平泳ぎについて12分間泳と100mのタイムが,計測された。結果は,以下にまとめられた:1) 大阪産業大学スポーツ健康学科に所属する学生の4年間の100m平均タイムは,クロールで1:58.05, 平泳で2:29.88, 12分間泳は500.3m(クロール),474.6m(平泳)であった。2) 2種目ともに女子学生より男子学生は,泳力がすぐれていた。3) 他のスポーツ系学部の男子・女子大学生は,大阪産業大学スポーツ健康学科学生より速く・遠くに泳ぐことが可能である。他のスポーツ系学部の大学生と同じ程度の泳力を身につけるには,温水プールが必要である。
- 2013-03-00