6-99 ベタ雪豪雪地帯における自然融雪工法屋根の実態(計画系)

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概要

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新潟県栃尾原町では平成23年に引き続き平成24年も最高積雪深が200cmを超え、これまでに設置した自然融雪屋根の積雪と融雪の過程を記録出来た。気温が低く、積雪が多い年でも自然融雪に期待出来ることが分かった。因みに、屋根上の積雪は地上と比較すると約10%少ない。従って、平成24年の屋根の最大荷重は650kg/m^2×0.9=585kg/m^2となる。上記の屋根の雪は12月16日から3月8日の83日で消雪に至ったので、今冬の1日当りの自然融雪量は7.0kg/(m^2・day)となる。また、地上の消雪日は4月10日頃とされているので116日で積雪重量を割ると650kg/m^2/116day=5.6kg/(m^2・day)となる。従って、1日当り1.4kg/m^2・day)の融雪が促進されたことになる。
2012-07-22

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