節電施策における装置状態管理手法の提案(トラヒック,NW評価,性能,リソース管理・制御,トラヒックエンジニアリング,NW信頼性・レジリエンシ,一般)

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概要

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CO2削減および電力供給不足等による節電の社会的要請が強まる中で、企業は生産活動に支障をきたすことなく節電を実施するため、電力管理を厳しく行う必要がある。今日、企業や各種機関においてはサーバ類等の装置を多数使用しており、装置使用における節電と電力管理、すなわち装置使用の計画と実績の確認が必要になる。本稿では、電力使用における計画に対し、装置単位での実績確認を行う簡易な方法を提案する。計画に関しては、装置個々の使用電力の実測値と使用予定の情報から計画値を算出する。実績の確認に関しては、電力メータでの実績確認では測定範囲が部屋等単位のマクロの実測値であり、装置単位での実績確認を実施することが困難であった。この課題に対しpingによる死活監視を基に使用電力を推計する方法を提案する。また本稿では節電施策にて装置を頻繁にoff/onする運用実施における故障発生の実績を示す。
2012-04-12

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