唾液中Chromogranin Aのストレスマーカーとしての有用性(ヒューマンインフォメーション,一般)
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概要
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映像によって心理的に引き起こされるストレスを心理的、生理的、生化学的に評価し,ストレス指標として唾液中Chromogranin A (CgA)の有用性を検証した。心理的な評価はSTAIとPOMSを用いた。生理学的な評価はパルスオキシメーターを用いて脈波を測定した。生化学的な評価はCgAの濃度を測定した。その結果、STAIとPOMSは安静時と比較して映像視聴後に恐怖の感情が増加した傾向が見られた。また,脈波の変化は安静時と比べ,視聴中に交感神経系が優位に働いていた。CgA濃度は映像視聴直後に上昇し,その後減少し,再び20分後にCgA濃度の上昇が見られた。したがって,CgAの濃度変化は精神的ストレスの状態を反映しており,交感神経の活発化を示していた。
- 2012-11-25
著者
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