キャリアの自己責任化と戦略的キャリアデザインの必要性と可能性 : 経営学部における職業教育の在り方を求めて(自由論題)
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概要
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(1)本報告の問題意識 旧来のUSRとしての、入学試験偏差値の測定機関から、新しいUSRとしての企業内教育の代替機関への大学の役割変化と、経営学部教育の新しい在り方に対するひとつの私案を提示すること。日本企業が正社員の企業内教育を大幅に縮小した為に、大学が企業内教育を先取りした新入社員向けの就職力(employability)養成教育と、入社後のキャリアの自己形成能力の知的インフラストラクチャーとしての自己学習能力(learnability)を、社会的に要請されるようになった時代における経営学部教育の新しい在り方を報告者自身の実践例として報告し、多くの方々からのご高教とご助言とを頂くこと。(2)論点 戦略的キャリアデザインを経営学部で行なう社会的必要性。経営学部教育における戦略的キャリアデザイン教育のキャリアの意味内容。戦略的キャリアデザイン教育に志向した講義とゼミナール教育の新しい在り方の報告者による実践例の一部を公開すること。(3)結論 戦略的キャリアデザイン教育は経営学部の全ての講義科目とゼミナール科目の最優先課題である。戦略的キャリアデザイン教育の短期的目標としてのエンプロイヤビリティ向上。教育成果の評価尺度としての就職希望企業への正社員内定率。戦略的キャリアデザインの長期的目標としてのラーナビリティ教育。教育成果の評価尺度としての就職時正社員内定者の定年時における正社員としてのretention rate(残存率)。
- 2012-11-03
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