Addressing the Speech Analyst7s Dilemma : Towards the identification of clausal boundaries in emerging oral exchanges
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概要
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この論文は、会話分析の分野において現在抱えている問題の一つを取り上げる。現在、研究者の間では、会話を分析するために使用されるスピーチの(構成)単位となるものに一貫性が見られない。そのために取り扱われる研究論文を比較したり利用したりするときの妨げとなっている。この問題は、取り上げられている文献のスピーチの(構成)単位がどのように定義され、またどのように実例として挙げられているのかという観点から見ると、透明性や真正性に欠けていることから生じていると思われる。人と人との会話は、必然的に次々と絶え間なく変化しながら繰り出される。従って、この論文では、backchannel(あいづち)を引き出そうとしている主たる話し手の具体例を挙げながら、その会話のやり取りの中での語と語、あるいは節と節の境界はどのように定時されているのかを明示する。この研究は、広範囲の明確なモデルを提示することを目指す。また、ここでは教授法に関しても論じる。
- 2013-03-00