防災気象情報を利用した防災マネジメント(Part1) -スコアの正しい認識に基づく予測検証のすすめ-
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概要
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防災気象情報の研究者・作成者(防災官庁や民間気象会社)、伝達者(マスコミ)・利用者・アドバイザー(防災コンサルタント)が一体となった、防災マネジメントを確立しなくてはならない。特に、防災気象情報の研究者・作成者は、スコアの正しい認識を持った上で、予測対象とする気象現象の発生確率(観測率)、および統計的予測性能を本質的に表す「捕捉率と誤警報率の定量的トレードオフ関係(信号検出理論におけるROC曲線)」を別個に明確に把握しなくてはならず、発生確率に対する統計的予測性能を明示すべきである。
- 2013-03-01
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