「均し読み」するためのブラウジングインターフェースの考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大量の情報を効率よく摂取しようとする行為において,1 つ 1 つの情報においての情報量・閲覧負荷・操作方法に整合性がないことによる問題がある.つぶやきを流し読みする,ブログを読む,動画を見るといった,情報量・情報形態の違いによって脳内の情報処理モードを切り替えるコストが発生するという問題.閲覧負荷の高い情報によって引き起こされる情報のロードや動画の興味深い部分が再生されるまで待つといった,待ち時間の無駄,そしてその無駄を軽減する閲覧戦略を用意する必要が生じるという問題.スクロールのようなシンプルな単一 UI で見ることができなくなり,バラバラな UI を用意することで操作が煩雑になるという問題.我々は,これらの問題を解決するため 1 つ 1 つの情報をなるべく同じ情報量・閲覧負荷・操作方法で閲覧しようとする 「均し読み」 を提案する.本稿では 「均し読み」 の 1 例として,Web ブラウジングインターフェースの実装を行った.
- 2013-03-06
著者
関連論文
- Lock-on-Chat : 複数の話題に分散した会話を促進するチャットシステム(インタラクティブソフトウェア)
- 「均し読み」するためのブラウジングインターフェースの考察
- coremo : トレンドに併せた関連情報を提示するユーザ参加型システム(『場のデザイン』及びコミュニケーション一般)