中部地方領家帯、加々須川で見出された細粒苦鉄質岩中の注目すべき二つの岩相について
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概要
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中部地方領家帯、喬木村寺の前東方の加々須川沿いで、細粒苦鉄質岩と粗粒苦鉄質岩とが漸移的な関係にある露頭が見出された。また、その周辺で、近くの露頭から崩れ落ちたと見られる、自形の単斜輝石を含む細粒苦鉄質岩の転石が見出された。細粒苦鉄質岩は、加々須川下流域から天竜峡にかけて主に天竜川沿いに分布するが、このような露頭や細粒苦鉄質岩は今までに報告がない。そこで、ここでは苦鉄質岩体の今後の研究のために調査資料を示す。
- 飯田市美術博物館の論文
- 2011-03-00
著者
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