無線型小型脳波センサの開発およびその睡眠判定システムへの応用(最先端の脳科学と集積化技術の融合)
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概要
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従来,睡眠状態を計測するためには,大掛かりな装置を用いたポリソムグラフィー(PSG)検査を行わなければならなかったが,これは被験者への負担が大きいものだった.そこで,当社では,一般ユーザーが在宅で睡眠状態を計測することを目的として,入力2チャンネル(脳波1チャンネルと眼球運動1チャンネル)の無線型小型脳波センサの開発を行った.これにより,大きな負担を被験者に強いることなく睡眠脳波を計測することが可能となった.また,この脳波センサを用いた覚醒/睡眠自動判定アルゴリズムを開発し,「睡眠コンサート」においてその有効性を確認した.これらを応用することにより,今後,居眠り防止装置,簡易睡眠判定装置などの実現が考えられる.
- 2012-03-19
著者
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生駒 京子
株式会社プロアシスト
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藤田 洋子
株式会社プロアシスト
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三井 利男
株式会社プロアシスト
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宮田 愛子
株式会社プロアシスト
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香川 敏也
株式会社プロアシスト
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小出 洋資
株式会社プロアシスト
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井上 敏範
株式会社プロアシスト
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