パテントプールの適正化 : 知的財産と独占禁止法、問題点の解決策(情報管理・情報利用,インターネットと情報倫理教育,一般)
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概要
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現代では、技術の高度化・複雑化、グローバル化、知財立国宣言により各々の分野で複数の特許権者が基本特許を所有しており、契約時にかかる負担緩和や、技術標準を策定し技術発達を促進させる手段としてパテントプールが注目されている。しかし、パテントプールが形成されるようになってから、さまざまな問題が発生しており、その具体的な解決策は未だ出ていない。本研究では、独占禁止法、公正取引委員会のガイドライン等の現行の法環境下において運用されるパテントプールの問題点、例えば、アウトサイダー、ホールドアップについて論じ、これを改善するためにメンバーがパテントプールから脱退する際に、一定の義務を与える余地があることを指摘する。
- 2012-03-08
著者
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平松 幸男
大阪工業大学大学院知的財産研究科
-
平松 幸男
大阪工業大学大学院知的財産研究科知的財産専攻
-
平松 幸男
大阪工業大学
-
吉光 俊智
大阪工業大学大学院知的財産研究科
-
岩本 章吾
大阪工業大学大学院知的財産研究科
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