運動部選手の心理サポートにおける携帯メール利用の効果と課題
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概要
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本研究は、運動部活動に所属している選手への心理サポートにおいて携帯メールを利用し、その効果、課題を事例的に検討した。対象は、高校女子バレーボール選手、中学女子ゴルフ選手である。携帯電話が必需品となっている現代において、選手の所持率も100%であった。そのため、心理サポートの一つのツールとして携帯メールを利用した。選手の不安軽減、モチベーションアップ、目標設定に効果的であると考えられる。また、携帯電話依存、絵文字利用の課題が挙げられる。結果として、心理サポートにおいて携帯メールを有効利用するためには、まず指導者、選手との信頼関係を築いていかなければならないと考えられる。
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