ホンシメジ林地栽培試験(II) : 土壌焼成物を使用した人工接種
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概要
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林地土壌に埋め込み微生物に汚染されたホンシメジ培養菌糸からはトリコデルマ菌が優占種として検出された。土壌を400℃以上で焼成すれば微生物の増殖が抑制された。焼成した土をホンシメジ培養菌糸体の周囲に埋め込んで菌根形成を促進することを試みた。この方法は土壌微生物による汚染から培養菌糸を守るのに有効であり,殺菌剤であるベノミルを使用する方法と同程度の効果があった。
- 応用森林学会の論文
- 1999-03-25
著者
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