聴解の結果を利用した会話のクラス分けと会話クラスの運営の問題点
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概要
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筑波大学留学生センターの技能別「会話I-1」クラスの特徴を検討し、現在半期に一度実施されているプレイスメントテストのよりよい利用法を考えた。学生の面接調査から、会話と文法の関係の重要性や他の技能別クラスとの関係を強化してほしいという希望が明らかになった。現在では聴解のみを利用して会話のプレイスをしているが、今後は文法のテスト結果との関連の強化と同時に学生の自己評価やニーズ調査といった方法をプレイスメントテストに組み込んで実施する必要がある。
- 日本語教育方法研究会の論文
- 1995-04-02