運行実績データを活用した列車遅延の評価指標(<特集>鉄道の実務のためのモデリング)
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概要
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運行管理システムに記録された運行実績データから,日々の列車の運行状況や遅延量を秒単位で把握することが可能になった.遅れに強い安定した列車運行を実現するには,このデータを活用し,遅延によって生じる個々の列車間の影響を詳細に分析することが不可欠である.ところが,従来のように遅延量に基づく分析手法では限界があり,これに代わる新たな遅延の評価指標が必要であった.そこで,東京地下鉄(以下「東京メトロ」という)ではバッファインデックス(Buffer Index)を考案し,列車遅延の評価・分析および列車ダイヤの頑健性向上の手掛かりとしての有効性を示した.
- 2012-08-01
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