3者間共食コミュニケーションにおける発話と食事行動の関係(コミュニケーションの心理及び一般)
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概要
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複数人で食事をしているとき、発話と食事行動がどのように構成されているかは知られていない。これは、食事場面では参加者間の会話量の差が少なくなり平準化されるが、これがどのように現れるのかが知られていないので、興味深い問いである。我々は、参加者個人内の発話と食事行動が時系列的にどのような関係にあるかを調べた。分析の結果、1)摂食行動は発話終了直後に多く観察された、2)発話中に食べる準備をしている、3)食事行動は発話中、抑制されていることが分かった。
- 2012-01-13
著者
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