小規模可搬APCの開発と東日本大震災における臨時災害放送局への導入(放送技術・番組制作技術,および一般)
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概要
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甚大な被害をもたらした東日本大震災以降,各被災地には放送法第三条の五に基づく臨時災害放送局が開局した.2011年末,その一つである「女川さいがいエフエム」の天谷は,在京局の局員として番組送出システムの設計に携わっていた伊藤の技術報告を読み,臨時災害放送局にも使える小型APCはないかとの相談をSNSで持ちかけた.現在,伊藤は送出部門の所属ではないが,任意団体において既存の大規模送出システムとは対照的な小型汎用送出システムの研究開発を続けており,放送技術者の社会的責任として臨時災害放送局には無償提供することにし,本システムの導入に至ったので報告する.
- 2012-06-08
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