琉球語調査用「系列別語彙」の素案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Based on the descriptive studies of some 3-patterned and 2-patterned accentual systems in Northern Ryukyuan (Amami-Okinawa region), this research report proposes a list of vocabulary classified according to groups of accentual or tonal patterns which are supposed to exist for nouns, verbs, and adjectives in Prato-Ryukyuan. The list contains the vocabulary belonging to A, B, and C categories for nouns, and A and B categories for verbs and adjectives. Labelling these categories as "Keiretsu (categories)" and the vocabulary list as "Keiretsu-betsu goi," the paper argues that the vocabulary list will be useful in future field research on synchronic as well as diachronic studies on accent and phonology of the Ryukyuan linguistic systems.
- 2012-04-30
著者
関連論文
- 沖縄本島金武方言の体言のアクセント型とその系列 : 「琉球調査用系列別語彙」 の開発に向けて
- 崎村弘文著, 『琉球方言と九州方言の韻律論的研究』, 2006年2月20日発行, 明治書院刊, A5判, 488ページ, 13,000円+税
- 日本語アクセント記述の今後の課題 : 通時的考察をふまえて
- 日本語アクセントの通時的考察のための方法論
- 日本語アクセントの祖体系再建の試み : いわゆる「下降式アクセント」の成立に関する考察をもとにして
- 讃岐式諸方言における「下降式」形成(保存)の一要因
- 日本語諸方言のアクセント研究 (日本の言語学--30年の歩みと今世紀の展望) -- (2部 日本語研究から一般言語学へ)
- 完了した音変化の進行過程推定の一方法 : 琉球における狭母音化と軟口蓋無声破裂音の摩擦音化
- 琉球の多型アクセント体系についての一考察 : 琉球祖語における類別語彙3拍語の合流の仕方
- 音韻論における抽象化の問題点 : 方言研究・類型論の果す役割 (竹内滋教授 記念論文集)
- 讃岐式と真鍋式における平進式無核(H0型)音調の記述(デモンストレーション,日本語学会2006年度秋季大会研究発表会発表要旨)
- 音韻に関する通言語的研究
- 音韻に関する通言語的研究
- 喜界島祖語における3型アクセント体系の所属語彙 : 赤連と小野津の比較から
- 音韻に関する通言語的研究
- 琉球アクセントの歴史的形成過程 : 類別語彙2拍語の特異な合流の仕方を手がかりに
- 自律分節理論による日本語音調の記述
- 徳島県脇町・三加茂町のアクセントと本土祖語のアクセント体系
- 喜界島のアクセント交替 (創立九十周年記念号)
- 日本祖語のアクセント (特集 アクセント研究の現在)
- C10.西日本における「昇り核」の方言 : 鳥取県青谷町周辺のアクセント(研究発表,音声学会2009年度(第23回)全国大会発表要旨)
- 庶務委員長挨拶(新会長および新委員長の就任挨拶)
- まえがき(音韻史研究の現状と課題)
- 音韻(理論・現代)(2000年・2001年における国語学界の展望)
- 完了した音変化の進行過程推定の一方法 : 琉球における狭母音化と軟口蓋無声破裂音の摩擦音化
- 早田輝洋著, 『音調のタイポロジー』
- 琉球アクセント調査のための類別語彙の開発 : 沖永良部島の調査から
- 琉球語調査用「系列別語彙」の素案
- 隠岐島五箇方言の「式保存」とその例外について
- 木部暢子著, 『西南部九州二型アクセントの研究』, 勉誠出版刊, 2000., 454pp
- 西日本における「昇り核」の方言 : 鳥取県青谷町とその周辺地域のアクセント体系
- 宮古島与那覇方言のアクセント交替 : 3モーラのフットを持つ方言