父親の育児参加に関する研究
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概要
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近年、「イクメン」という存在が現れ、父親の育児参加を求める声が高まってきた。本研究では、父親の育児参加の現状を調べ、父親が育児に関ることの重要性を考えた。また、父親が育児に関ることは、子どもにとっても、夫婦にとっても良い影響を与え、間接的に母子関係までもが良くなることがわかった。しかし、現実には育児に参加している父親は少なく、日本人は、依然として「男は仕事」「女は家庭」という性別役割分業の考えが根強い状況である。他の先進諸国に比べても、育児を夫婦で行うことの意識が低く、法の整備も必要であるが、一人ひとりの「意識改革」がより重要であることがわかった。
- 平安女学院大学の論文