無線LANにおけるランダム長信号を用いた隠れ端末問題解決法の改良(アダプティブアンテナ,等化,干渉キャンセラ,MIMO,無線通信,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
無線LANの性能を低下させる原因の一つとして隠れ端末問題がある.この問題への対策としてIEEE802.11ではRTS/CTSが用いられている. しかし,トラフィック負荷が高くなるとRTSフレームの衝突が増加し,これに伴う再送処理が増加して性能が低下する. これに対して筆者らは,送信予約にランダムな長さのジャム信号を用いる方式を以前提案し.性能を大きく向上させることが出来た.本論文では以前の提案方式に,送信端末がある確率でランダム長信号の送信を見送ること,送信予約に対する受信端末の応答フレームに固定長のジャム信号を用いることの二点の改良を加えて,更なる性能の向上を目指した.
- 2011-11-09
著者
関連論文
- 高負荷時Webサーバにおけるリクエスト優先処理方式(学生セッション,一般)
- 高負荷時 Web サーバにおけるリクエスト優先処理方式
- A-17-4 CSK変調を用いた双方向型スペクトル拡散ブーメラン方式に関する検討(A-17.ITS,一般セッション)
- Web サービスにおけるクライアント側からのコネクション切断方式
- メッシュネットワークにおけるパケット送出制御方式 (ネットワークシステム)
- Webサービスでのクライアントによるコネクション切断方式(インターネットプロトコルと応用,省エネルギーと超高速インターネット,一般)
- 無線LANにおける送信成否情報を用いたレートアダプテーション(無線・アドホック,ホームネットワーク,ユビキタスネットワーク,コンテキストアウェア,eコマース及び一般)
- 確率によらないパケット廃棄方式の提案(ネットワークソフトウエア(ソフトウエアアーキテクチャ,ミドルウエア),NWアプリケーション,SOA/SDP,NGN/IMS/API,分散制御・ダイナミックルーチング,グリッド,NW及びシステム信頼性,NW及びシステム評価,一般)
- IEEE802.11無線LANにおけるバックオフ方式(無線LAN,モバイルネットワーク,NGN,VoIP,FMC,コンテンツ配信,IPv6及び一般)
- IEEE 1394 非同期モードにおけるランダム予約方式(インターネットの新しいサービスとその基盤技術及び一般)